前日にはじめてcssnite「Webデザインの現場ですぐに役立つ Photoshop仕事術」(2日目のみ)からの
連チャンでcssniteに参加してきました。
正直、参加費が1万円くらいだったのでいくかどうか。。迷いました。
しかし、実際はその10倍以上の価値があったと思います。
※phoshopについてはまた、別ページで書かせていただきます。
以前からフリーのデザイナーになるには
「ディレクション能力は”必須”」
と思っていたので本当にためになるお話がきけました。
まずは、「登壇された皆様、このセミナーの実行委員会の方々ありがとうございました。」
今回の内容を簡単にですが、ここで紹介させていただこうと思います。
仲間がいることがプロジェクトの制約を超えていく!チームビルディングが一番大切なその理由とは?
/登壇者:重松 佑 様(株式会社ロフトワーク)
- 愛についてのワークショップからはじまるチームビルディング
- 議事録廃止や、ワイヤーフレームを書かない等の手法
- 打ち合わせにはザプライズを。成果物を決めないものづくり
- プロトタイピングでテンション上がる。モチベーションの話
- 無駄から生まれるアイデアを大事に
短時間勤務のママさんディレクター直伝「時間」をクリエイティブに操るコツ
/中村 朋子 様(株式会社コンセント)
- 自分の時間をつくるための方法
- バージョン管理ツール(backlog)の導入や、常時引き継ぎ可能な状態を作るなど、チームとして無駄な時間をなくすための方法
- クライアントも巻き込んで働き方をデザインする、コミュニケーションの方法
ハートに近づくWebをつくるために、Web以外のこと「も」考えるようになった
/西本 泰司 様(株式会社ロフトワーク)
- 会議室を抜け出してクライアントやユーザとじっくり話そう
- カスタマージャーニーマップやサービスブループリントでなにができる?
- ターゲットユーザをプロジェクトメンバーにする方法
大型メディア構築・運用における、プロジェクトマネジメント
/大隅 直樹 様(株式会社インフォバーン)
- 対面するクライアントと共通する仮想敵を見つける
- クライアントの社内事情ビジネス要件を理解する
- 課題を共有し、優先順位と方針を明確にPDCAを回す
クロージングトーク:プロジェクトチームとセレンディピティ
/諏訪 光洋 様(株式会社ロフトワーク 代表取締役社長)
- どれほどプロジェクトマネジメントの能力を高めても、チームビルディングをしっかりしても、そのリスクはゼロにできません。なぜならそれが「プロジェクト」だから
- プロジェクトチームが「未踏」の領域に踏み出すには何が必要なのでしょう?
- クロージングトークでは、そんなプロジェクトの先にある「なにか」の話
以下、LTで登壇された方 今回はタイトルだけですいません。
ディレクションスキル 本来の領域について
/中村 健太 様(日本ディレクション協会 会長、Webディレクターズマニュアル)
中小企業を活かすポジショニングとブランディングの作り方
/高田 信宏 様(NPO法人クリエイター育成協会 理事)
ディレクションのわかることわからないこと
/岸良 征彦 様(日本Webソリューションデザイン協会 専務理事)、藤森 様
クライアントのモチベーションを上げるディレクション術〜お客様インタビューのススメ〜
/井水 大輔 様(株式会社S-FACTORY 代表取締役)
今回のポイントとなった用語
チームビルディング
ゴールを目指して個々の力を最大限に生かした効果的な組織づくり。
リーダーに求められるマネジメントスキル
リーンスタートアップ
エリック・リース氏が提唱した手法で新しいアイデアを即座に形にして、状況に応じて改善・改良していくというもの。
・Validation Board(バリデーションボード)
顧客開発を行うプロセスを可視化する(見える化)する方法の1つ
引用:IT起業アカデミア
共創
UX(ユーザーエクスペリエンス)
ユーザー体験
カスタマージャーニーマップ
顧客がサービスを利用する際の行動や思考・感情などを視覚化した図
顧客の行動文脈を旅に見立てて設計する
Git
バージョン管理システム
LT
ライトニングトーク(短いプレゼンテーション)
※4/15 書き換えています。
前の内容を見ていた方おりましたらと思い、念のため報告いたします。
他の方のブログで「お金払った人に失礼になるのでしないでおきます。」と記載があり
気づき修正いたしました。
今回の感想
ワークショップの手法など、聞き慣れない言葉が多くこんな方法があるんだとまず自分の無知を知りました。
セミナー内容としては「共創」「UX」「チームビルディング」と言う言葉が多く叫ばれていたかと思います。クライアントと一緒にチームとして共感をもちプロジェクトを進めていくことは理想的だと思いました。実際には、司会の鷹野さんがおっしゃられたようにお金と時間はかかりそうですが・・・お金と時間のことをクリアできればきっと良いものができそうだなと思いました。
また、コンセントの中村さんの時短テクのお話は特に興味深かったです。わたしの最近のテーマが「時短」だったことと、将来子供を生み育てる側としてすごく共感しました。しかも最後の
「困っていることは、待っていても解決しません。自分にあった解決方法をあきらめず、探していきましょう」
という言葉には、・・・・惚れました。
そして、最後のロフトワーク社長の
「オープンなコミュニティをどうデザインしていくか。そして、その先にあるセレンティビティをどうデザインしていくか。ちょっと先のこと、そこには、実は Web 的な人が求められている。実におもしろい所に私たちはいます。」
は心のしみました。どんどん技術は進歩していって日々勉強も沢山しなきゃいけないですが、そんな未来で活躍できるプレイヤーになりたいと思います。
最後に、ロフトワークの西本さんに紹介いただいた「マイクロソフトが予測する10年後の未来 」が衝撃的だったので以下にご紹介いたします。